ある方からLINEを頂きました。

それは世田谷のある場所でフリーマーケットに参加しておられた方です。私がこちらのお洋服を売って頂きました。ずっとつながっていたのですが、最近の私の活動を見て頂き、ボランティアをしたいとのありがたいお申し出を頂きました。

私の出身地、ウズベキスタンは旧ソ連の国です。私が小さい頃はソ連が崩壊してモノがありませんでした。新聞やフリーペーパーの片隅に「これ買ってほしい」「これ売ります」という情報を載せていたものです。(メルカリみたいなものです)

地域コミュニティがしっかりしていると、こういった誰かの使ったものが誰かに渡るという優しさの循環ができます。今、世の中にはSDGsといった言葉が出来ていますが、そういう言葉が出来る前から、誰かに誰かの使ったものを渡す/譲る/売るという文化は脈々といろいろな人の間で受け継がれてきたものだと思います。

三軒茶屋や下北沢には古着屋さんがたくさんありますが、現代の人たちもきっとそういう文化の大切さに共感しているんだと思っています。フリーマーケットで買わせて頂いたお洋服も長く着つづけられますように。

そういう素敵なものを大切にする文化をもっと世田谷ですすめていきたいと思っています。